広島・床田は7回1失点も今季初黒星 勝負を分けた5回の投球を悔やむ「先制点を与えたら厳しい戦いになる」
「阪神1-0広島」(9日、甲子園球場) 今季2度目の先発だった広島・床田寛樹投手が7回8安打1失点の力投も、負け投手となった。「相変わらず球数が多いなと思いましたね」と7回で117球となったことを反省した。 【写真】悔やまれる5回の投球 床田も悔しさがにじみ出てる 悔やんだのは五回だった。先頭の木浪に右前を許し、打席には投手の村上。「簡単にやらせすぎた」と初球で決められた犠打を悔やんだ。続く近本にも初球、真ん中に入った直球を捉えられ、右前適時打を浴びた。「あえてツーシームじゃなくて、真っすぐでいった。もったいない1球になった」と振り返った。 失点はわずかに「1」も、今のカープ打線には重くのしかかった。相手投手は昨季のMVP右腕・村上。「最少失点で粘れたのは良かったが、良い投手相手には先制点を与えたら、厳しい戦いになる。そこでもう一踏ん張りできたら」と床田。前回、2日・ヤクルト戦も7回無失点と好投していた左腕を責めることはできない。