福島県内初の公立夜間中学校 10代~80代の男女17人が入学へ 福島市
福島市が開校する福島県内初の公立夜間中学校「福島市立福島第四中学校天神スクール」に、外国籍を含む市内外の10代~80代の男女17人が入学する。木幡浩市長が4日、市役所で開いた定例記者会見で発表した。 地域別の内訳は福島市が16人、郡山市が1人。外国籍2人と、外国にルーツがある1人を含む。全体の約76%が40代以上という。 学校は福島四中の分校として、市内天神町にある福島四小敷地内の市総合教育センターに併設する。全課程を修了すると、一般の中学校と同じ卒業資格(卒業証書)を得られる。 16日午後6時から、福島四小体育館で開校式と入学式を行う。これに先立ち、12日午後4時45分から同5時15分まで一般向けの内覧会を開く。事前申し込みは不要。 木幡市長は「生徒や教職員、地域で共創し、互いに支え合いながら生徒の夢を実現する学校を目指す」と話した。