永瀬廉(King & Prince)声優に挑戦した映画『ふれる。』での役作りについて語る!「やっぱり難しかったぁ」
■映画『ふれる。』の主題歌を担当したYOASOBIのスペシャルインタビューも公開! 【画像】ABEMA特番の様子 ABEMAにて、9月24日22時から映画『ふれる。』(10月4日公開の)特別番組『全方位から徹底的に「ふれる。」!監督/主演キャスト/アーティスト大集合 SP!』が放送された。 番組には、メインキャストの永瀬廉(King & Prince)、坂東龍汰、前田拳太郎に加え、監督の長井龍雪も出演。映画の見どころや役作りについてたっぷりと語った他、本作の主題歌を担当したYOASOBIへのスペシャルインタビューも初公開され、主題歌『モノトーン』の制作裏話が語られた。 ■制作裏話が続出!?永瀬廉、坂東龍汰、前田拳太郎ら『ふれる。』メインキャストが役作りを語る 『ふれる。』は、秩父を舞台にした“青春三部作”、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』で多くの人を感動で包んだ、長井龍雪(監督)、岡田麿里(脚本)、田中将賀(キャラクターデザイン&総作画監督)が贈る、オリジナル長編アニメーション映画。東京で共同生活を送る幼馴染・秋、諒、優太の3人とテレパシーのような力を持つ不思議な生き物「ふれる」を中心に、3人の揺れ動く友情が描かれる。 まずは、長井監督が制作の裏話を披露。制作が決まった経緯や、舞台が高田馬場になった理由などが語られるなか、MCの土田晃之から、岡田麿里、田中将賀ら“超平和バスターズ”の面々と揉めたことがあるか聞かれると、長井監督は「もちろん揉めたりもします」「揉めて打ち合わせが数回飛びました」と告白し、スタジオは騒然。 物語の方向性でたびたび口論になることがあったそうだが、「でも出来上がったってことはちゃんと仲直りしたってことだと思います」と話す長井監督に、スタジオは笑いに包まれた。 続いて、メインキャストの3人がそれぞれのキャラクターの役作りについて語ることに。口下手で幼いころから手が先に出てしまう少年・小野田秋を演じた永瀬は「秋がいちばん目に見えて変化していくキャラクターだったので、秋の気持ちの変化というところで、声色や声量を意識しました」とコメント。また、声優と俳優の違いを聞かれると、「やっぱり難しかったぁ」としみじみと語った。 さらに「リアクションの演技が難しかったです。“うわぁぁ!”とかリアクションのシーンが僕は多くて。ちゃんとアニメに落とし込んだリアクションって、声優ならではのお芝居じゃないですか」と感嘆詞に苦戦したことを明かしつつ、「難しいけど、すごくやりがいを持って演じていました」と晴れやかな表情で語りった。 また、体育会系で3人の中なかの兄貴分・祖父江諒を演じた坂東は「ただ元気で体育会系でハツラツという記号的なキャラクターにはしたくなかったので、そこに包容力だったり、声の中に優しさがあるように丁寧に演じました」とコメント。 コンンプレックスが多くたまに卑屈気味な井ノ原優太を演じた前田は「優太くんは人間らしいキャラクターであり、いちばんアニメらしいキャラクターでもあるなと思っていて、アニメらしい雰囲気が出せたらいいなと思いながら演じてました」とそれぞれの役作りのポイントを語った。 そんな3人を長井監督は「めちゃくちゃよかったです!」「さすがです!」「やられました」とベタ褒め。監督から太鼓判を押され、3人からは「よかったぁ! 安心!」と安堵の声と、「やったぁぁ」「狙いどおり!」「ありがとうございます」と喜びの声が飛び交った。 その後は、アフレコ現場での雰囲気や、それぞれが思う『ふれる。』注目ポイントを語った4人。作画や、音楽、演出のこだわりなどを語り、作品の魅力を掘り下げていった。そうして番組はあっという間に終わりの時間が近づき、最後は視聴者へメッセージを送った4人。 長井監督「よくある日常の中で、“ふれる”というエッセンスが加わったことによって起こる非日常感を映画館でぜひ味わっていただければと思います」 前田「今の時代、コミュニケーションをスマホでとったりすることが多いと思いますが、人と人とのつながり、大事なものを教えてくれる映画だと思うので、老若男女問わず、たくの方に観ていただけたらうれしいです」 坂東「脚本を最初に読ませていただいたときから、日常の中に本来あるべき大切なことを改めて認識させられる作品でした。改めて近くにいる大切な人に何か伝えなきゃと思ったり、日常の背中を押すきっかけになってもらえたらと思います」 永瀬「口にしないと伝わらないことって本当に多いんだなって気づかせてくれるし、それを教わるというより、寄り添って伝えてくれる作品です。“ふれる”がまさに自分の心に触れてくるような、ほぐされるような感覚になる作品になっていて、自分の周りのことや、大切なものを見返すきっかけになる作品だと思っています。ぜひ劇場でご覧ください」 とそれぞれ作品への想いを語り、大盛況のなか番組は幕を閉じました。 ■YOASOBIが主題歌「モノトーン」の制作裏話を語る!「闘いでした」 また番組内では、主題歌を手掛けたYOASOBIへのスペシャルインタビューも初公開。長編アニメーションのタイアップは『ふれる。』が初で、オファーがあった際はたいへん喜んだというふたり。 そんな主題歌「モノトーン』について、まず楽曲のテーマを聞かれると、Ayaseは「物語を読ませていただいて、僕なりに思った映画のテーマ感と、自身がミュージシャンとして生きていく中で感じていることをリンクさせたいと思い、“孤独”というテーマを設けて、広げていきました」と回答。 制作する上で苦労した点を聞かれた際には、「自分のなかにある“孤独”と照らし合わせて、辛い経験とか、思い悩んでいた時期のことを掘り返しながら作っていったので、自分との闘いでした。しんどかったと言えばしんどかったです」と本音を明かしつつ、「そういう過去の自分の苦い経験が、楽曲を通して誰かの耳に届いて、映画とともに感動していただけるかもしれない。そういったように消化できてると思うとすごくうれしいなと思います」と語った。 また初めて楽曲を聴いた際の印象を尋ねれれたikuraは「これまでのYOASOBIの曲になかったようなテイストで、歌詞を見たとき、ずんと心に残りましたね。“孤独”というテーマは、自分自身も考えたりすることが多いので、共感する部分もありました」と回答。 しかしこれまでになかったテイストにレコーディングでは苦労したそうで、「これを歌声で表現するってなったときに、どう表現するのがいいのかって正解がないままレコーディングスタジオに行って、録っていきながらわかっていく感じでした」「実はYOASOBIのなかではバラードで。歌のリズムがキーになってくる曲だったりしたので、そこをちゃんと表現しきれるかってところは闘いでしたね」と試行錯誤しながらレコーディングを進めたことを明かした。 なお、この番組はABEMAにて12月31日まで無料配信中。また、秩父を舞台にした“青春三部作”(通称“秩父三部作”)も絶賛配信中だ。 (C)2024 FURERU PROJECT 映画情報 『ふれる。』 10月4日(金)全国ロードショー 出演:永瀬廉 坂東龍汰 前田拳太郎 白石晴香 石見舞菜香 皆川猿時 津田健次郎 配給:東宝 アニプレックス 製作幹事:アニプレックス STORY inc. 製作:「ふれる。」製作委員会 (c)2024 FURERU PROJECT #映画ふれる リリース情報 2024.10.01 ON SALE YOASOBI DIGITAL SINGLE「モノトーン」 2024.10.02 ON SALE YOASOBI DIGITAL SINGLE「Monotone」 2024.10.02 ON SALE YOASOBI SINGLE「モノトーン」
THE FIRST TIMES編集部