アストン・ヴィラに続きサウジでも職を追われる? サポーター、評論家がジェラード監督の解任要求
アル・イテファクを指揮するジェラード
プレミアリーグの名門リヴァプールで長くプレイし、現役引退後はスコットランドのレンジャーズで監督業をスタートさせたスティーヴン・ジェラード。20-21シーズンにはシーズン無敗優勝を成し遂げ、ライバルであるセルティックのリーグ10連覇を阻止した。 欧州サッカー週末の放送・対戦カードまとめ[11/2・11/3・11/4] このようにジェラードは監督として素晴らしいスタートを切ったものの、21-22シーズンにディーン・スミスの後任として就任したアストン・ヴィラではわずか1年で解任の憂き目に遭っている。 その後、ジェラードが向かった先は中東だ。2023年7月にアル・イテファクの監督に就任し、2024年1月に2027年6月までの新契約にサインしている。 そんなジェラード率いるアル・イテファクはここまでの8試合で3勝2分3敗、勝ち点11の10位に沈んでしまっている。しかも、直近の国王杯では2部のアルジャバライン相手に3-1の完敗を喫しており、『Daily mail』によると、サポーターや評論家たちはジェラードの解任を求めているという。 「ジェラードはピッチ外でアル・イテファクに貢献したが、技術的な仕事の成果は出ていない。彼が主導しているプロジェクトとは一体何なんだ」 サウジアラビアを拠点とする評論家のナセル・アル・ジェダイ氏は戦術家としてのジェラードは物足りないと指摘している。解任されたアストン・ヴィラでも同様の指摘を受けており、今後の改善に期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部