バリアフリー型のトイレトレーラーを配備 群馬・高崎市
高崎市は、災害時などに車イス利用者なども安心して使用できるバリアフリー型のトイレトレーラーを新たに配備しました。 高崎市が新たに配備したのは、移動式のバリアフリー型トイレトレーラー、2台とトイレトレーラーをけん引するためのプラグインハイブリッド車、3台です。 トイレトレーラーは、車イス利用者や高齢者なども安心して使えるようゆるやかなスロープ付きで、室内は、車イスでも動き回れる十分な広さを確保しています。 また、介助用のユニバーサルシートも備えています。停電時や電気がない場所では、プラグインハイブリッド車から電気を供給し、水栓や照明を使用することを想定しているということです。 22日には、高崎市内でお披露目式が開かれ、市議会議員や区長会役員など約50人が出席しました。市では、今年1月に発生した能登半島地震で避難所などのトイレが使えず、衛生面での問題が深刻だったことから災害用トイレの配備を決めたということです。 今後は、学校の災害訓練やイベントなどで周知を図り、ほかの地域で災害が発生した際には支援に役立てたいとしています。