今年の梅雨 関西は梅雨入り早々大雨の恐れ 7月は熱帯夜急増か 1か月予報
湿度が高くなるこれから 食品の管理にも注意
大雨や暑さに加え、これからの時期は食品の管理にも注意が必要です。 ① 菌をつけない(清潔・洗浄) 菌が付着している危険性が高いのは、肉、魚、卵(殻も含む)で、この菌が野菜や果物類につくと、簡単に増殖していきます。まず感染源をブロックし、清潔・乾燥を心がけて、菌を広げないことが大切です。 ②増やさない(迅速・冷却) 食中毒の菌は、あたたかくて栄養と水分のあるところを好みます。常温に放置すれば、あっという間に増殖します。菌は10度以下で増殖が抑制され、4度以下で活動はほぼ停止します(ただし死滅はしない)。すばやい買い物と冷蔵を心がけましょう。 ③やっつける(加熱・殺菌) 食中毒菌の多くは熱に弱いのが特徴です。65度以上で数分間(食材のなかの温度が75度以上で1分間)の加熱で死滅するので、しっかり加熱が鉄則です。
日本気象協会 関西支社 下福 美香