17日は桜の開花を促す雨 来週は寒さが戻る 激しい寒暖差に注意 2週間天気
天気は短い周期で変わり、桜の開花を促す雨に。今週末にかけては日ごとに気温が上昇。来週は一転して、寒さが戻りそう。寒暖差が大きくなるため、服装でうまく調節を。
13日(水)～19日(火) 週末にかけて日ごとに暖かく
明日13日(水)は西高東低の気圧配置になり、北陸から北海道の日本海側で雪や雨が降るでしょう。太平洋側の地域は広い範囲で晴れますが、沿岸部ほど北よりの風が強く吹きそうです。 その後、16日(土)にかけても、東北や北海道の日本海側を中心に雪や雨が降りやすいでしょう。一方、関東から西では晴れて、日中は気温が上がりそうです。東京都心はひと月ほど先の暖かさですが、朝晩との気温差が大きいでしょう。服装でうまく調節してください。 17日(日)から18日(月)は本州を挟むように、2つの低気圧が進む予想です。西日本と東日本の雨は17日(日)が中心となるでしょう。東北や北海道は、18日(月)に雪の降り方が強まりそうです。低気圧が通過後、19日(火)は冷たい空気に入れ替わるため、寒暖差にご注意ください。
20日(水)～25日(月) 西日本・東日本は花冷え
20日(水)春分の日以降も、2～3日の周期で天気が変わるでしょう。21日(木)は低気圧が本州付近を通過する予想で、北陸や東北を中心に雪や雨が降りそうです。九州から関東は、長い時間降る雨ではないですが、一時的に雨脚が強まる可能性があります。北陸や東北、北海道は22日(金)頃にかけて、山沿いを中心に雪の量が多くなるでしょう。 気温は、全国的に平年より低い日が多い予想です。週末になると、春本番の暖かさが戻るでしょう。「2024年桜開花予想(第3回)」では、全国のトップは高知と東京の3月19日です。3月下旬は西日本や東日本で開花ラッシュとなる可能性があります。桜が開花した後に花冷えとなれば、桜の花が長く楽しめるでしょう。
日本気象協会 本社 青山 亜紀子
