つんく♂、逸材だと感じたアイドルを告白「出会えた自分への運も感じた」
格闘家・朝倉未来が発起人のアイドルオーディション番組『Dark Idol』ABEMAがついにスタート。今回公開されたスペシャル映像では、これまでに200組以上のアーティストを手掛け、2000年代のアイドル界を牽引した大物プロデューサー・つんく♂と『Dark Idol』発起人である朝倉との対談が実現した。 【写真】つんく♂が逸材だと感じたアイドル(1) この番組は、挫折や葛藤をもつ女性のセカンドチャンスを応援し、女性が人生を自らの手で変える瞬間を見届ける、“アイドル”の概念を覆す新しいかたちのアイドルオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでを見守る。 初対面となる朝倉とつんく♂。お互いへの印象や、つんく♂が今回の対談オファーを受けた理由を語ったほか、朝倉が思い描く“Dark Idol像”や、「さらけ出すアイドル」の可能性、「もしもつんく♂が『Dark Idol』をプロデュースするなら?」といったテーマで語り合った。 『Dark Idol』におけるアイドル像について、朝倉が「女性ファンが多いアイドルグループを作りたくて、強い女性というか、隠し事が無かったり、彼氏がいたりとか」「もし揉めたなら揉めたところもYouTubeにあげてこうかなと思ってる。トラブルが起きたら起きたでいいかな」と語ると、つんく♂は「女性ファンはやっぱりシビアなのでダンスが上手い、歌が上手い、ファッションがすごい、それが揃ったら認めてくれるはず」と、そもそも女性ファンの評価基準は高いものだとし、「K-POPである程度すごいのを見ているので、少々頑張っている程度では『頑張って』で終わってしまう」「格闘技もガチだから見ていて燃えるやん?」と問いかける。 これに対して朝倉は「ただ最近格闘技業界も変わってきてて、強さ=人気じゃなくなってきてるんですよ」と説明し、「僕が次戦う相手(平本蓮選手)もめちゃめちゃ実力がある訳じゃないんだけど、すごい人気なんですよね。何でか分からないけど惹(ひ)きつけるものがあるんでしょう…」と、7月28日の『超RIZIN.3』で朝倉が対戦する平本蓮の人気ぶりについて思いを馳せた。それを踏まえて、「人間性みたいなもので愛される人たちが出てきたらいい」「弱さや黒歴史を見せることで感情移入してもらえるかなというところに賭けている」と『Dark Idol』の構想を明かした。 また、「今まで特に逸材だと思った方はいました?」との質問に、つんく♂は「モーニング娘。やハロー!プロジェクトではそれぞれの時代のセンターがいた」と前置きし、「安倍なつみがテレビに出た後の反響はすごかった」「後藤真希や松浦亜弥もすごかったです」と告白。さらにつんく♂は「何がスゴいかって、今振り返って思うのはそういう子って運を持っていると思います」「後藤真希や松浦亜弥みたいな子に出会えた自分への運も感じた」と明かし、朝倉は「なるほど…」「運ですね、やっぱり」と納得の表情を浮かべていた。 そして、対談の最後、朝倉はつんく♂に「売れる女性アイドルグループに必要なことは?」と質問。朝倉が「深すぎるな」「かっこよ」と唸った、つんく♂の言葉とは…? 初対面を果たした朝倉とつんく♂の対談の様子は「ABEMA」にて配信中。