【阪神】岡田彰布監督、2安打の大山悠輔は「ずっといないといけない」…一問一答
◆JERAセ・リーグ 阪神1×―0DeNA(21日・甲子園) 阪神・岡田彰布監督が、1軍に再昇格して即2安打を放った大山にさらなる奮起を促した。2回の先頭で右前打を放つと、4回には中前打。いずれもジャクソンの150キロを超える直球を振り抜いてのHランプ。チームも2試合連続のサヨナラ勝ちで3連勝を飾り、甲子園には六甲おろしが響いた。以下、岡田監督の一問一答。 【写真】試合を決めた小幡の一振り (テレビインタビュー) ―最後は小幡が決めた。 「その前の打席も、四球とか選んで感じは良かったですけどね。よく打ったですね」 ―西勇はベンチからどう見ていた。 「いやいやまだね、本人もいくつもりだったと。まあ、チャンスがきたら、代打いくというのは言ってあったんですけど。勝ち投手つけてあげたかったですけどね」 ―走者を背負いながら粘った。 「ゲッツーね、ほんとうまく、ゴロ打たせて。やっぱコントロールがいいから、ね。長打も浴びないというかね。そのへんでしょうね」 ―3つのダブルプレー。守り勝った。 「いやいや、守り勝った、しのいだほうでしょ。しのいだという感じですね」 ―8回の漆原は。 「バントしてくるか、ね。度会ですか。あの四球はちょっといかんですね。やっぱりね。2死二塁だったら、代えてなかったですけどね」 ―9回は石井が流れをつくった。 「まあそうですね、ずっと調子がいいですし、何とか0点で抑えておけば、負けはないかなとそういう感じですね」 ―大山がストレートを打っての2安打。 「いやいや、復帰戦ですから、最初に2本出たから気分的にもだいぶ楽になったと思うんだけど、まだまだこれからですよ」 ―大山が帰ってきてくれたのは大きなこと。 「帰って来てくれたというか、本当はずっといないといけないところなんだけどね、それは」 ―3連勝、2試合連続サヨナラ勝ち。 「いやあ、まだまだそんなの。点を取れないのが続いているので、点を取ってからですね」 ―カード頭を取った。あす以降に向けて。 「今日の勝ちもね、勝ち負けというのは非常に大きいと思うし。今日も野手もミーティングでもっと点を取ろうと言っていたですけどね、今まで通り同じような展開になったけど、やっぱり野手がもうちょと頑張らなあかんですね」 (ペン囲み) ―打てなかったところは反省だが守備や走塁は。 「守備ってそら、当たり前のことやからそんな、守備を褒めるなんかシーズンないぞ、そんなんお前。普通にやる、ゲッツー取れるボールはゲッツー取って、ええとか悪いとか、そら当たり前のことやろ。守備が良かったんじゃないよ」 ―植田はよくかえってきた。 「いやそら、かえるやろ、あの場面で。何を言うてんの。あんなん止めたらもう、辞めるよ、俺はもう。何を言うてんのそんなん、当たり前やんか」 ―石井より先に漆原。 「いや、石井はもう、今日は9回やったから」 ―漆原の存在感はどんどん大きくなっている。 「いやいやいや、まあねえ、ランナー背負っても結構落ち着いて投げてるし、コントロールもいいからね。ほんと貴重よ、今はそれは」 ―昨年の島本のような存在に。 「いやいや、だから、普通は1イニングに2人ピッチャー使わんと、1人でぽっと決めにいければいいんだけど。まあ終盤でこんな展開になったらもうしょうがないわな、でもな。やっぱりフォアボールが絡むとこうなるということよ」 ―石井も最初、走者を出したが。 「あれフォークが抜けたんねまあ、普通にそないして、低め投げてればなあ」 ―小幡は自信になる。 「まぁ自信にってか、だからそら木浪があかんなったら小幡しかいないわけやから、そんな。まぁ、そら打てんでもずっと使うのはしょうがないわ、それは、そんなんは」 ―7回も欲張らずに四球。評価できる? 「まぁ評価て、どういう評価か分からんけどな、そら。いや、だからそれはストライク、ボールの見極めやろ。ボールを振らんかったらフォアボールになるいうことやんか」
報知新聞社