【今週デビューの2歳馬情報】開催最終日の阪神にグランプリホースの弟が登場!
◆12月28日のデビュー予定馬 ●中山芝2000m スティンガーグラス(牡、キズナ×ライフフォーセール、美浦・木村厩舎) 半姉ダノンファンタジー(阪神JF勝ち馬)。1週前調教(以降も時計は、主に1週前の追い切り)はウッド6F84秒9-12秒0。「キズナ産駒らしく、丸みのある筋肉で好馬体。まだ目一杯に攻めていないが、手応えに余裕はあり、時計以上に動いている」と記者の話。 ハーパーやフィデルなど友道厩舎とのラインが目立つエムズレーシング(馬主)だが、本馬は初となる木村厩舎所属という点でも注目の一頭だ。 ニュージーズ(牡、リアルスティール×ミュージカルウェイ、美浦・木村厩舎) 半姉ミッキークイーン(オークス、秋華賞勝ち馬)、めいブレイディヴェーグ(エリザベス女王杯勝ち馬)。23日の中山芝1800m戦を除外。1週前はウッド6F84秒5だが、2週前はウッド6F82秒5-11秒6の好時計が出ている。 サンドオブエテル(牡、カリフォルニアクローム×エテルナミノル、美浦・宮田厩舎) 母は愛知杯勝ち馬。追い切り時計はウッド6F83秒8-11秒7。追う毎に全体時計も詰まっており、デビューへ向け上向いている。 コンテソレーラ(牝、リアルスティール×エレクトラム、美浦・手塚厩舎) 母は北米G2勝ち馬、G1で2着。1週前はウッド6F84秒4-11秒6、2週前はウッド6F84秒4-11秒4と、2週連続で終い上々の時計が出ている。鞍上は武豊騎手。 サクラキングリー(牡、レイデオロ×サクラフルーレ、美浦・堀厩舎) ベテランPOGファンにはお馴染みサクラセダン(G1馬サクラチヨノオー、サクラホクトオーの母)の一族。おじサクラトゥジュール(5勝)。1週前のウッド6F82秒4-11秒9を含め、3週連続でウッド6F81、82秒台の速い時計をが出ており、仕上がりは進んでいる。 ポーラーウインド(牡、ダイワメジャー×ワイルドウインド、美浦・伊藤圭厩舎) 半兄ゼッフィーロ(アルゼンチン共和杯勝ち馬)。ウッド6F85秒5-11秒4で、古馬オープンに先着。いいイメージでデビューを迎えられそうだ。鞍上は横山武史騎手。 ●阪神芝1800m エボルヴィング(牡、ハーツクライ×リリサイド、栗東・藤原英厩舎) 全姉リスグラシュー(有馬記念など国内外でGⅠ4勝)。時計はCW5F66秒5-11秒9。「この血統らしくスラリとした体型で、しなかやなシルエット。フットワークも、弾けるようなイメージで芝向き。完成度は高くないものの、注目の素質馬」と記者の話。鞍上は川田騎手。 アルジャヒリ(牡、アルアイン×ヴィアンローズ、栗東・石坂厩舎) 半兄アジュールローズ(プリンシパルS1着)、シュヴァリエローズ(萩S1着)、ローズミラクル(4勝)、半姉ローズノーブル(4勝)。CW6F84秒5-12秒8と目立たないが、時計がかかる時間帯だった影響もあるだろう。鞍上は西村淳騎手。 ベラジオボンド(牡、ロードカナロア×ダンサーデスティネーション、栗東・上村厩舎) 母はイタリア1000ギニー勝ち馬。半兄サトノペルセウス(JRA2勝、地方2勝)。千葉サラブレッドセール1億1000万円(税込)。1週前はCW6F84秒6-11秒7だが、2週前はCW6F83秒3-11秒5と終いに上々の時計が出ている。
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