衆院選東京8区の立民・吉田晴美氏「女性対決」制し議席守る「もう一度、信頼関係つくる」
東京8区では、立憲民主党前職の吉田晴美氏(52)が投票終了後早々に当選を確実にした。前回の衆院選で自民から議席を奪った吉田氏に対し、自民、日本維新の会の女性候補者2人を含む新人3人が挑む形となった選挙戦。〝女性対決〟を制し、議席を守り抜いた。 杉並区内に設けられた陣営の会場には、午後8時の投票終了後間もなく、当選確実の一報が舞い込んだ。集まった支援者らからは「良かった」と大きな歓声が上がり、熱気に包まれた。 会場に姿を見せた吉田氏は深々と一礼すると、「国会で私たちの声を乗せて戦ってくれという皆さまの声に、本当に引き締まる思い」と謝意を述べた。「国民の皆さまともう一度、信頼関係をつくっていく」と抱負を語り、選挙戦で訴えた食料品にかかる消費税を「ゼロ」とする公約を国会で訴えていくとした。 吉田氏は、令和3年の前回衆院選で元自民党幹事長の石原伸晃氏を破って初当選した。