JR西と広電、入れ替わってる?! デザイン交換車両、9月20日から運行
JR西日本と広島電鉄は20日、互いにデザインを入れ替えた車両の運行を始める。来年春に開業するJR広島駅ビル(南区)の2階に広電の路面電車が乗り入れるのを機に、両社と市が企画。広島都市圏の陸の玄関口の完成に向けた期待感を高める。 【動画】JR西と広島電鉄、車両のデザイン交換 路面電車乗り入れの新広島駅ビルPR 赤を基調としたJR西の227系レッドウイング(3両1編成)と、緑を基調とした広電の5100形グリーンムーバーマックス(1編成)のデザインを入れ替える。先頭車両にJR西、広電、市のロゴと「これからもともに2025」と記したヘッドマークをあしらう。車内のポスター広告枠を全て使って新駅ビルや両社の歴史を紹介する。 JR西は山陽線の福山―新山口間と呉線、可部線で2026年度まで運行を予定。広電は2号線(広島駅―広電宮島口)で当面の間、走らせる。 16日には、JR西が南区の車庫で車両にラッピングを施す作業を報道各社に公開した。広報担当者は「わくわくする。鉄道ファンや小さな子ども、広島県外の人に見てもらい、広島のにぎわい創出につなげたい」と話した。
中国新聞社