ドジャース新人右腕、4回4失点KO 首位攻防戦で背信投球 パドレス打者との力の差歴然
「ドジャースーパドレス」(24日、ロサンゼルス) ドジャースの先発、ランドン・ナック投手が4回5安打4失点でKOされた。 初回を三者凡退に片づけた新人右腕を後押しするかのように、その裏にドジャース打線は大谷の右翼線二塁打を足掛かりに1点を先制。主導権を握ったかと思われたが、二回1死から5番メリルに左前打。2死から7番クロネンワースに甘く入ったチェンジアップを右翼席へ運ばれ、あっさり逆転を許した。 四回には先頭、3番プロファーに右中間を深々と破る二塁打。2死から6番ボガーツに左前適時打を浴びる。さらにボークで得点圏に走者を背負った直後に適時二塁打を許して4失点目。悪循環の投球で強制終了となった。 前回18日のマーリンズ戦で5回2安打無失点の快投で3勝目。プレーオフの先発ローテ入りに大きく前進したが、この日の乱調を首脳陣がどう評価するか注目される。 ドジャースのロバーツ監督は試合前に右肩の故障で離脱している9勝のストーンが今季復帰は絶望的である見解を示した。エース格のグラスノーは右肘捻挫で復帰は厳しい状況。ベテラン左腕のカーショーも左足親指痛からの復帰のめどが立っていない。ローテーションに入っている山本、ビューラーは安定感を欠いており、先発陣は10月のプレーオフに向けて不安を残す投球が続いている。