最高額は誰だ! U-23日本代表、市場価値ランキング18位。今大会猛アピール!? 一皮むけたいCB
日本サッカー協会(JFA)は4日、AFC U-23アジアカップ カタール2024に臨むU-23日本代表のメンバーを発表した。その中で最も市場価値が高いのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は4月22日時点、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
18位:木村誠二 生年月日:2001年8月24日 市場価値:30万ユーロ(約4200万円) 所属クラブ:サガン鳥栖 2024リーグ戦成績:2試合0ゴール0アシスト 木村誠二はFC東京のアカデミーから2020年にトップチーム昇格を果たし、その年にJ1デビュー。翌年8月からレンタル移籍で加入したSC相模原では、途中加入ながらリーグ戦17試合に出場し、相模原のディフェンスラインを支えた。以降はモンテディオ山形や古巣の東京で出場機会を模索する日々を過ごし、今年サガン鳥栖へレンタル移籍となった。 そんな木村はこれまでU-23日本代表のCBとして9試合に出場している。多くの試合で木村が使われてきた理由は、その優れた対人守備にある。186cmと、同ポジションを争う西尾隆矢(180cm)や鈴木海音(182cm)より優れた体格に加え、スピードも持ち合わせており、身体能力を活かした粘り強い守備で相手攻撃陣に仕事をさせない。より状況判断能力がついてくれば、レンタル保有元である東京でもスタメンをつかむことができるだろう。 先日行われた中国戦では、西尾が退場し数的不利な状況となった22分から途中出場。難しい局面であったがクリーンシートを達成し、何とか勝利を奪った。UAE戦でも先制点を決め、猛アピールが止まらない。これを好機に30万ユーロ(約4200万円)にとどまっている市場価値を伸ばすことができるか。
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