OBの評価ナンバー1は高島彩だが…フジテレビの歴代最強女子アナを決めよう「秘蔵写真」大公開!
数多の人気アナウンサーを輩出し、「女子アナ帝国」とも呼ばれたフジテレビ。フジの女子アナたちは才媛としてテレビの黄金期を支え、時には有名アスリートや人気俳優、セレブ実業家との熱愛で世間を騒がせてきた。 【秘蔵写真】女子ア帝国と呼ばれたフジテレビ…「歴代最強女子アナ」の素顔写真 そんなフジテレビで、最も存在感のある女子アナは誰なのか。フジテレビ関係者やOB、識者らに徹底取材を重ねたうえで、フジテレビ歴代最強の女子アナを決めていこう。 「フジのスタッフやOBたちが一番に評価するのは、高島彩アナ(45)です」 そう語るのは、放送作家の山田美保子氏だ。山田氏は「今年『めざましテレビ』が30周年ですが、歴代の出演者の中でも高島アナが1番じゃないでしょうか」と語り、こう続ける。 「フジではアナウンス力だけではなく、バラエティ番組でいかに面白く振る舞えるかも重要視される。例えば、八木亜希子アナ(58)はどちらもできるし、中野美奈子アナ(44)はおっちょこちょいな部分があってバラエティだと盛り上がる。その点、高島アナは積極的に面白いことをするタイプではない。ただ、番組の仕切りが抜群に上手い。生放送でも収録でも常に完璧にこなせるスキルの高さがあるんです。アナウンサーとしての力量はピカイチではないでしょうか」 現在フリーとして活躍する高島アナが激賞されるなか、さらに一回り年上の八木アナも高い評価を受ける。 「彼女は同期の有賀さつきアナ(故人)や河野景子アナ(59)と共に『花の3人娘』と呼ばれていましたが、色気と天然な一面を兼ね備えた有賀アナがバラエティで活躍し、クールで華のある河野アナが報道番組で活躍するなか、八木アナは地味で二人の陰に隠れた存在でした。 しかし、その素朴さが『明石家サンタ』では武器になった。明石家さんまさん(68)を立てるトークもできれば、ツッコむこともできる。さんまさんと軽快にトークを交わす姿を通して彼女の親しみやすさが伝わり、やがて『めざましテレビ』の初代メインキャスターに抜擢されました。今のフジのエース女子アナ像を、最初に形作ったパイオニアであるといえます」(女子アナ評論家・丸山大次郎氏) 元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏も、八木アナのプロ意識を絶賛する。 「若い女子アナは、CMに入った瞬間一息ついたりする場面がありますが、八木アナは違う。現場でたとえカメラが回っていなくても、100点のパフォーマンスをみせてくれます。常にプロとしての重みを背負い続けているんです」 その長谷川氏が「フジテレビの歴代アナでトップ」と評価したのが、近藤サトアナ(55)である。 「安定した原稿の読みに加えて、圧倒的な雰囲気の華やかさがある。現在、髪が銀色になっていますが、シルバーヘアーをトレンドにしたのは近藤アナの品格がなせる業(わざ)という気がしています。長時間聞いても不快にならない声質で、言葉の選び方一つとってもセンスがあり、本当にすごいアナウンサーです」 ◆二人のアイドル女子アナ 偉大な先輩たちがフジの土台を支えてきたなか、その華やかさからアイドル的な人気を獲得していく存在もいた。その代表が、内田恭子アナ(47)と中野アナだ。 「彼女たちの世代は、熱愛報道がとくに目立った世代。中野アナは、『FRIDAY』で伊藤英明(48)との2ショットを撮られ、中居正広(51)とも噂があった。これだけの大物と熱愛が出たことからも、中野アナがどれだけ人気があったかわかる。今の女子アナの恋愛相手が小粒なことを考えると、当時のアイドルアナウンサーたちがいかに魅力的な存在だったかということですよね」(芸能リポーター・城下尊之氏) アナウンサーがタレントとして活躍する道を切り開いたのもこの二人の世代といえるが、それもアナウンサーの枠を超えた魅力があったからこそだ。 「中野アナが『フジサンケイグループ広告大賞』というCMコンテストの特番のMCをした際、さんまさんから質問された中野アナが無言で資料をめくり続ける場面がありました。当時、そんな彼女の姿をみて『肝が据(す)わってるな』と思ったのを覚えています。私は『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)の構成を担当していて、中野アナも出演してくれたのですが、さんまさんに食って掛かったりできる。中野アナにはそうした面白さがあるんです」(前出・山田氏) 内田アナも、王道のアナにはない魅力で局内から評価を得る。 「入社当初こそ大橋マキアナ(47)の陰に隠れていましたが、『すぽると!』でブレイク。新人時代はクイズ番組でおバカキャラを発揮し、それがお茶の間にウケた。高島アナのような完璧に収録をこなすタイプにはない魅力が、内田アナが人気を獲得した一因です」(フジテレビ中堅局員) アイドルアナが一世を風靡した時代が終わり、2000年代後半から’10年代のフジテレビを牽引したのが、高島アナ以降の「『パン』シリーズ」の女子アナたちである。 「カトパンこと加藤綾子アナ(38)は内田アナや中野アナに匹敵するレベルの華やかさがあることに加え、硬軟どちらの番組もこなせる柔軟さがある。以前、番組で芸能人のお財布の中身を見せてもらうコーナーがあって、加藤アナの番になった時、彼女の財布には安い下着のレシートが入っていた。ヤラセではない企画なので、レギュラー出演していた加藤アナは自分の財布を見せる時がくるとわかっていたのでしょう。それで、あのようなレシートを入れておいた。おそらく本気で買ったものではないでしょうが、番組を盛り上げるためのサービス精神があるし、それを涼しい顔でやってのけるのはすごいと思います」(前出・山田氏) ほかの″パンアナ″たちの評価はどうか。フジテレビOBが打ち明ける。 「生野陽子アナ(39)はバラエティも何でもそつなくこなす安定感が素晴らしい。現在は夕方のニュースでメインキャスターを担当していて、報道番組でのスキルはこの世代で抜群です。三田友梨佳アナ(36)は『グッディ!』で安藤優子アナ(65)の隣で仕事をしたことで、格段にコメントのレベルが上がった。ほかのアナとは違い、自分の意見をきちんと言えるという強みを持っている。また、永島優美アナ(32)はナレーション技術が高く、臨機応変に対応できる。現場力は中堅世代でも抜きん出ています」 成熟した30~40代女子アナが称賛を集める一方、50代を迎えた女子アナは今も奮闘中だ。 「西山喜久恵アナ(54)は、卓越したアナウンス技術と包容力を兼ね備えています。技術レベルでいえば、高島アナや八木アナたちに劣らない。また、彼女たちとは違って、西山アナはいまだにフジテレビの看板を背負い続けている。後輩たちの人望も厚く、局内では女子アナたちがお手本にするべき存在となっているでしょう」(同志社女子大学学芸学部メディア創造学科・影山貴彦教授) 元プロ野球選手の石井一久(50)を夫に持つ木佐彩子アナ(52)は、スポーツキャスターとして頭角を現した。 「入社当初はバラエティ番組を複数担当してきましたが、『プロ野球ニュース』での能力を評価され、『めざましテレビ』のメインキャスターの座を射止める存在にまで成長しました。朝、昼、夜のフジの看板番組をすべて担当していて、どの時間帯でも受け入れられるオールラウンド感が強みです」(前出・フジテレビ中堅局員) ◆歴代最強女子アナを発表! FRIDAYが30人以上のテレビ関係者や識者に取材を重ねた結果、圧倒的な支持を集めて1位に輝いたのは、高島アナだ。ルックス、トーク力、アナウンス技術、すべての分野で申し分ない高評価を得た。その高島アナに続いて2位につけたのが、近藤アナ。3位が八木アナという結果になった。 昭和から平成にかけて続々と生まれてきた人気アナ。そのなかでもフジテレビの女子アナは最も輝いていた――。 『FRIDAY』2024年4月26日号より
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