【12月16日~17日】今週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
●【アムステルダム】『Pokémon at the Van Gogh Museum』(~2024年1月7日)
開館50周年を記念したポケモンとのコラボレーションで話題騒然の〈ゴッホ美術館〉。その企画意図とは?
●【石川】『DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)―次のインターフェースへ』(~2024年3月17日)
この惑星はデジタルで覆われている。そこで生まれるアートは私たちをどう変えていくのだろう? 「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)―次のインターフェースへ」はデジタルとアートとの関係からこの星の行方を探るもの。宇宙船のような建築の〈金沢21世紀美術館〉で開催中です。
●【映画】『春の画 SHUNGA』(2023年11月24日~)
ただの ”エロいアート” ではない春画の魅力に迫った映画『春の画 SHUNGA』が2023年11月24日より公開される。平田潤子監督に話を聞いた。
●【大阪】『SIMON HANTAÏ - FOLDING』(~2024年2月4日)
「フォールディング」(折り畳み)と呼ばれる独特の技法で生み出された “幻の画家” シモン・アンタイの作品。偶然の絵画が〈エスパス ルイ・ヴィトン大阪〉に現れました。
●【広島】『シャルル・ムンカ“Tameshigaki (entre les lignes)”』(~終了日未定)
サポーズデザインオフィスの広島事務所が移転し、オフィス機能だけでなく食事エリアやギャラリー/イベントスペース、さらにはサウナも内包する複合施設〈猫屋町ビルヂング〉が誕生。2Fのイベント&ギャラリースペースではフランス人アーティスト、シャルル・ムンカの展示を開催中。
●【東京】『大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ』(~2023年12月25日)
光や風に満ちた空間を歩いていくと、次々に異なる景色が現れる。東京・六本木の〈国立新美術館〉での大巻伸嗣の個展には観客を包み込むようなダイナミックな作品が並びます。闇と光がせめぎあう、ここでしか味わえない空間です。
●【京都】AMBIENT KYOTO 2023(~2023年12月31日/会期延長)
秋から冬への進行が日に日に深まるこの時期に、京都で『AMBIENT KYOTO 2023』が開催中だ。今年2回目を数えるアンビエント・ミュージックの祭典で、2ヶ所にわたってコーネリアス、バッファロー・ドーター、山本精一、そして坂本龍一 + 高谷史郎による音と映像、光のインスタレーションが展示されている。
●【ロンドン】『Hiroshi Sugimoto: Time Machine』(~2024年1月7日)
その多才な活動ゆえにもしかしたら知らない読者もいるかもしれないが、現代美術作家の杉本博司の創作活動の原点は写真である。50年前、新人、杉本の「ジオラマ」シリーズ2点が〈ニューヨーク近代美術館〉にコレクションされた。以後、「劇場」「海景」「建築」などなど、写真史に残る名作を生み出してきた。写真各シリーズを網羅した展覧会『Hiroshi Sugimoto: Time Machine』がロンドンで始まっている。