ＪＲ鹿児島駅前の再開発で今年１月に建てられたマンションの完成祝賀会が開かれました。 　新築マンション再開発で建てられたのは、「ＭＪＲ鹿児島駅パークフロント」です。鹿児島市で初めてとなる、「マンション建替円滑化法」に基づいて建設され、地権者の合意形成などがしやすくなりました。 　かつては築６０年を超える「観光ビル」で、鹿児島市の北の玄関口として、鹿児島駅前で飲食店などが軒を連ねていました。 　３階建てのビルから１４階建てのマンションに生まれ変わり、周囲には市民が利用できる空き地も設けられています。 鹿児島観光ビルマンション建替組合　宮山誠理事長 「土地の５分の１は公開空地になっている。再開発事業ですので、市民の皆さんの憩いの場所、あるいは地域の方々の催しをするにあたって、無償でお貸ししながら街づくりを頑張っていきたいと思っている」 　鹿児島駅周辺ではＪＲ九州が中心となり、新たに１２階建ての分譲マンションと、１４階建ての賃貸マンションが建てられる予定です。