Awesome City Club・atagi「最終的にサビもだいぶ変わりましたし、歌詞の内容も何回も変えました」最新曲「ヒカリ」制作裏話を語る
ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。2月24日(土)の放送は、Awesome City Clubのボーカルatagi(アタギ)さん、PORIN(ポリン)さん、ギターのモリシーさんが登場。1月15日(月)に配信リリースした新曲「ヒカリ」について語ってくれました。
◆高校生時代に買った“シブい”アルバム
――モリシーさんが初めて買ったCDは何ですか? モリシー:ダニー・ハサウェイの『ライヴ』というアルバムです。 ――シブい! それは何歳のときですか? モリシー:ギターを弾き始めたときからなので、高校生ぐらいかなと思います。先輩にセッションとかいろいろ連れて行ってもらっていたときに「このアルバムの曲を覚えておけば、知らない人とセッションするときでも困らねぇぞ」と言われて、それからずっと聴き始めましたね。 ――じゃあ、このアルバムに入っている曲は全部弾けますか!? モリシー:最近は弾いていないですけど……でもなんとなくは弾けますね。
◆完成まで何度もブラッシュアップされた新曲「ヒカリ」
――ニューシングル「ヒカリ」はどんな楽曲になりましたか? atagi:ドラマ「となりのナースエイド」(日本テレビ系)の主題歌として書き下ろした楽曲になるんですけど、“僕とあなた”の関係性のなかで“他者から見える自分の輝き”みたいなものを大きなテーマとして作った楽曲ですね。 ――今回はatagiさんが作詞・作曲を担当されているんですよね。 atagi:作詞はみんなできるので、一人称が女性だったらPORINのほうがいいかな? って考えたりするんですけど、今回は特にそういったオーダーもなかったので、自分が作詞・作曲を担当して進めさせてもらいました。 ――どうやって作詞の担当を決めているのですか? atagi:特にこれといった決まりもないんですけど……。 PORIN:統計的にいうと、私はわりと明るめの楽曲(の詞)を書くことが多いかもしれないです。 atagi:僕はウジウジした曲を書くことが……(笑)。なんとなく言葉選びの違いとかで“これはPORINのほうがいいかな”みたいな予感がしたら、もうお願いしちゃいます。 ――デモ音源から完成するまで、楽曲ってどのくらい変わるものですか? atagi:今回はすごく変わりましたね。自分がヘッドアレンジを作ったり、メロディー・歌詞をつけて、デモを作った後にアレンジャーさんに参加してもらってブラッシュアップしていったんですけど、今回は最終的にサビもだいぶ変わりましたし、歌詞の内容も何回も変えました。だから、PORINとモリシーには、その都度デモを送って報告していたんですけど、(送りすぎて)ちょっと混乱したんじゃないかなと(苦笑)。 PORIN:でも、ブラッシュアップされてどんどん良くなっていくので、聴くたびに“さすがだな”って感じていましたね。 (TOKYO FM「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」2024年2月24日(土)放送より)