髙地優吾はSixTONESで最も“かましている”男? 知れば知るほど味が出る不思議な魅力
髙地優吾がメンバーに“ダディ”と呼ばれ始めたとき、「なんだかよく分からないけれど、すごくしっくりくる……」と思った。無邪気な少年タイプが多いSixTONESメンバーのなかで、いつもどっしり構えている髙地。公式YouTubeチャンネルのドライブ企画のときも、みんながワイワイ騒いでいるなかで、寡黙に運転をしていたり。かと思えば、ジェシーや森本慎太郎などの年下メンバーに絡まれると、「仕方ないなぁ」という感じで一緒に遊んだりする。その様子が、まるで“休日のパパ”のように見える瞬間があるのだ。 【画像】スタイリッシュな雰囲気のSixTONES また、髙地といえば笑顔を連想する人も多いだろう。筆者は、彼を初めて見たとき、「この人の笑顔には、邪気がないな」と感じた。優しくほんわかとした性格がにじみ出ている陽だまりのような笑顔。 もちろん、「日々笑顔」を掲げている彼にも、笑えない日はあるはずだ。それでも、カメラの前ではいつも変わらぬ笑顔を届けてくれる。つらいときや悲しいとき、髙地の笑顔を見ると「大丈夫だよ」と言われているような気分になるし、「もう少し、頑張ってみるか」と思うことができるのだ。そのたび、「やっぱり、天性のアイドルなんだな」と再確認させられる。
髙地優吾、周囲をザワつかせた“角刈り事件”
そんなほんわかとした雰囲気とは反して、意外と破天荒な部分を持っているのが、ファンを“沼”にはめる要因のひとつではないだろうか。もともと思い切りのいい人だとは思っていたが、2021年の夏にいきなり角刈りヘアになったときの衝撃は、いまだに忘れられない。11月4日放送のラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)で、田中樹が「あの角刈りの夏を忘れられないんだよ」と言っていたのを聞き、大きくうなずいた人も多いのではないだろうか。 2021年8月7日放送の同番組ではこの髪型について「もっと個性的なヤツいてもいんじゃねぇかと思って」と動機を明かしていた髙地。その結果あまりにも個性的な髪型にTOKIOの松岡昌宏が京本大我に「髙地の髪型どうした?」とマネージャー伝いに聞いていたという通り、多くの人に強いインパクトを残した。 先日の放送で髙地は、この角刈りに至るまでの間に、「ちょっと短く切っていいですか?」「いいよ。俺も短いし」というマネージャーとの会話があったと改めて明かしていたが、“ちょっと短くする”という話から、角刈りに飛躍しているところに思わず笑ってしまった。 もしかすると、SixTONESのなかでいちばん“かましている”男は、髙地なのではないだろうか。分かりやすいようで、分かりにくい。そんな不思議な魅力が、彼にはある。一見、常識人っぽいのにも関わらず、次から次へと「そんなことやっちゃうの?」ということをやってのけるので、見ていて飽きない。だからこそ、彼を知りたくなるのだろう。 そんな髙地は、温泉ソムリエやバーベキュー検定、キャンプインストラクター、災害備蓄管理士などたくさんの資格を持っているメンバーでもある。好きなものにとことんハマる少年っぽさや、努力家な性格もファンから支持を集めるポイントのひとつだ。 11月15日に発売される雑誌『anan 2373号』(マガジンハウス)では、京本とともに表紙を飾る髙地。ファンから、“きょもゆご”と呼ばれる年長コンビは、紙面でどのような表情を見せてくれるのだろうか。知れば知るほど味が出るアイドル・髙地優吾の活躍を、これからも追い続けていきたい。
菜本かな