佐世保市の高校生がスポGOMI甲子園全国大会へ「海外から流れ着いたゴミも多い」【長崎】
高校生3人が1チームとなって、制限時間内にごみを拾い、その質と量を競う「スポGOMI甲子園」。 長崎県大会で優勝した佐世保市の高校生が宮島市長を表敬訪問し、全国大会への意気込みを語りました。 佐世保市役所を訪れたのは、長崎県立佐世保工業高校の生徒33人で結成した「Beatifulers(ビューティーフラーズ)」です。 3人は9月、平戸市の千里ヶ浜海水浴場で開かれた「スポGOMI甲子園2024長崎県大会」に出場しました。 大会は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクトCHANGE FOR THE BLUE」の一環で、長崎県内の高校生が3人1組に分かれ45分の制限時間内に集めたごみの量や、ごみの種類によって異なるポイントを競いました。 出場した14チームで集めたごみの量は125kgを超え、このうち、「ビューティーフラーズ」は2位に10kg以上の差をつける31.63kgを集めました。 佐世保工業高校3年 島尾愛利さん 「自分たちの手では拾いきれないほどのごみの多さでした。ごみの中には日本のごみだけでなく、海外から流れついたごみも多かったです」 佐世保市 宮島大典 市長 「日々の生活の中に環境問題は潜んでいて、そういうことをひとりひとりが心がけていくことが大きな世界的な環境問題の解決につながると感じている」 3人は12月に東京で開かれる全国大会に出場します。
テレビ長崎