裏金事件の真相解明…自民候補のアンケート回答にネット怒り「全然反省してなくて笑った」「解明いいから解党して」
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件をめぐり、毎日新聞が21日、衆院選全候補者に対するアンケート結果を報じた。裏金事件の真相解明について、「進めるべきだ」と答えた自民の候補者が半数以下にとどまったとする内容にネット上は紛糾。非難と怒りの声がうずまいた。 毎日新聞によると、裏金事件や防衛増税などへの考えを尋ねたアンケートで、全体の9割の候補者が回答。事件の真相解明について、全候補者の76%が「進めるべきだ」と答えたのに対し、自民の候補は48%と突出して低く、15%は「進める必要はない」と答え、無回答が26%だった。企業・団体献金についても自民は77%が「廃止は必要ない」と回答したという。 裏金事件を受けた政治改革に極めて後ろ向きに見える結果に、ネット上は紛糾した。「あれは裏金で不記載」と自民を擁護する書き込みもあったが少数派。「自民党、全然反省してなくて笑った」「自民党のコンプライアンスどうなってんの??」「解明する気あれへんということね…知ってたけど」「国民の思いとは随分かけ離れている。選挙で自民が大負けしないと国民は納得しないだろう」との声があふれた。 「裏金議員を全部非公認にして、選挙後に証人喚問を開くと言えば自民党はこんなに苦戦しなかったのにね」「裏金、というより悪質な脱税でしょう。犯罪者という認識をもってください」「もう解明なんて必要ないから解党してくれればいい」と厳しい意見も上がった。
中日スポーツ