【オリックス】西川龍馬2戦連続V打「東京ドームは打ってるイメージがあった」広島時代も好相性
<日本生命セ・パ交流戦:巨人0-2オリックス>◇7日◇東京ドーム オリックス西川龍馬外野手(29)が2戦連続の決勝打で、今季2度目の3連勝に導いた。 1回2死三塁で右前打。巨人戸郷のフォークをうまく拾った。「初回から良い先制点になってくれてよかった」。3戦連続の4番起用に応えた。中嶋監督も「本当にいい投手。よく打った」とたたえた。 前日6日の敵地DeNA戦で今季初の決勝タイムリー。「横浜と東京ドームは打ってるイメージがあった」と言い、一夜明けたこの日の東京ドームでもやはり打った。昨年までの広島時代、同球場通算の打率は3割2分6厘、13本塁打、40打点。「もうちょい打ちたかったですけど」と残り3打席凡退を悔しがったが、ユニホームが変わっても好相性は生きていた。 原点回帰で復調気配だ。交流戦前から打席でのアプローチを広島時代に戻した。「今年いろんなことをやり始めて駄目だったんで、コーチと話しながら、戻しました。タイミング(の取り方)とトップの位置」。5月終了時は打率2割2分1厘だったが、6月は全6試合で安打。この間は打率3割4分8厘と本領を発揮し始めた。「まだ試合があるんで、取り返せるように」と誓った。【大池和幸】 ○…東が初の巨人戦を白星で飾った。自己最長8回を投げ、2安打無失点で2勝目。今季初登板だった4月4日の西武戦以来、2カ月ぶりの勝利に「メンタル的にしんどかったけど、次は楽に投げられる。真っすぐでしっかり押せていた」。前回先発の危険球退場から立て直した。中嶋監督も「本当に良く投げた。いろんなボールをしっかり放れた」とたたえた。 ▽オリックス紅林(4回に左越え2号ソロ。初対戦の戸郷から放ち)「球界を代表するピッチャー。1本出て良かった」