「マエストロ」コンマス・近藤益夫の回転寿司エピ回収されず ネットモヤモヤ「切なすぎて泣いた」
18日に放送されたTBS系日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」では、コンマスの近藤(津田寛治)が最後のコンサートで家族を誘うエピソードが描かれたが、その結末が悲しすぎると話題になった。 この日の「さよならマエストロ」では、ホール閉館にともない、晴見フィルがホールで最後のコンサートを行うことに。当日は梅まつりも開催されており、団員は必死に観客を呼び込む。 コンマスの近藤は、妻と娘をコンサートに誘うも「パス」と断られる。それでも「最後のコンサートなんだよ。2人とも10年以上来てないじゃん。最後ぐらいパパの演奏を聴いてくれてもいいじゃないか」と訴えるも、2人はまったく興味を示さない。 コンサート当日、妻は婦人会の手伝いで梅まつりで豚汁を作っていたため、近藤がもう一度誘いに行くと、すでに妻の姿はなし。大輝の母に聞くと「さっき、心ちゃんと合流して一緒に帰ったわよ。回転ずしの食べ放題に行くんだって、嬉しそうに…」と説明され愕然とする。 そして始まったコンサート。指揮者を目指していたという近藤の夢を知っていた俊平(西島秀俊)は、最後の曲のタクトを近藤に託す。驚く近藤だったが、指揮棒を握り渾身の指揮を行う。演奏後、会場は割れんばかりの拍手に包まれ、スタンディングオベーション。ブラボーの声も飛んだ。 だが、この客席には、やはり妻と娘の姿は映し出されず。回転寿司に行くといっても、最後は客席で聞いているのでは?と予想した視聴者も多かったが、パパの感動的な場面は共有していなかった。 ネットでは「え、コンマス最後なのに指揮でいいんだ…ていうか回転寿司の家族エピ、回収されず(笑)」「かと思えばコンマス指揮振ったら奥さん娘が聴きに来るかと思いきや最後まで来ない」「今日はコンマスが切な過ぎて泣いた」などの声が。 ちなみに近藤の下の名前は「益夫」。略して「コンマス」になる。