大谷翔平 4打数無安打も「過程は悪くない」打率1割台の6月「内容をもっと上げられたら」
「ドジャース1-3レンジャーズ」(13日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場。4打数無安打1三振に終わり、チームも敗れた。 【写真】4打数無安打に終わった大谷 ベンチでの表情も険しい 例年、状態が上がってくる6月だが、月間打率・191、3本塁打、6打点。前日まで2連発と復調気配だったが、5試合ぶり無安打となった。 大谷は6月の状態について、「バッティング自体、浮き沈みありながら、シーズン進むにつれ、合ってくる。(今季)5月、4月後半は打ってましたが、感覚的にはすごくいいなという感覚ではなかったので、これから、内容をもっともっと上げられたら」と語った。 昨季覇者との3連戦最終戦で自己最長タイの3戦連続本塁打を懸けた試合。大谷が元同僚に苦戦した。エンゼルス時代にローテーション投手として共闘したロレンゼン相手に、第3打席までタイミング合わず。二ゴロ、左直、空振り三振を喫した。第2打席は外角球を合わせたが、シンカー系の球種をうまく操られ、仕留めることができなかった。 2点を追う八回の第4打席は39歳のロバートソンに対し、空振り三振。1番ベッツから大谷、フリーマンとMVPトリオが3者連続三振。前日もロバートソン相手に、今季69試合目にして初めて3者連続三振を喫していたが、2日連続で屈辱を味わった。 大谷は3打席目までについて「最後の打席は良くなかったが、それまでは比較的、悪い感じはしなかった。全体的に、結果は良くなかったが、過程はそこまで悪くなかった」とし、2夜連続で三振を喫したロバートソンについては「投げ方、間合いが独特。そこが皆、ずれる感覚ある。僕自身も含めて」と振り返った。