宇和島で当年物真珠の浜揚げ盛ん【愛媛】
全国有数の養殖真珠の生産量を誇る宇和島市で、貝から真珠を取り出す「浜揚げ」と呼ばれる作業が盛んにおこなわれています。 真珠は、1年以上海で養殖される「越物」と、1年以内に引き揚げられる「当年物」の2つに大きく分けられ、市内平浦の「ヤマシタパール」では、当年物の浜揚げ作業が12月26日から始まりました。 作業員がナイフを使って貝殻から真珠の入った身と貝柱を取り外し、身を水で洗い流すと直径7.5ミリから8ミリほどの美しい真珠が姿を表します。 ヤマシタパールによりますと、今シーズンは夏から冬にかけて海水温が高かったことから、真珠のサイズは例年より小さい傾向にあるものの、品質の良いものに仕上がっているということです。 こちらでの当年物の真珠浜揚げ作業は、1月20日ごろまで続くということです。