手入れが簡単なスティック掃除機。ヘッドの向きを変えずともスイスイ進む
紙パック式の「吸引力の持続」を克服
一般的に紙パック式のデメリットというと「ゴミが溜まると吸引力が下がる」という点。 でも、この「らくらクリーナー」は吸引維持率(紙パックが空の状態での吸い込む力と、紙パックが満杯になった状態での吸い込む力を比較)が94%。紙パックにゴミが溜まってきても、吸引力が衰えることなくパワフルに吸ってくれます。 充電の持ちからして、強モードだと家じゅうの掃除には電池が持たないか…とも思ったのですが、実際に掃除機をかけてみると標準でも十分のパワー。フローリングは標準、毛足の長い絨毯は強、というふうに使い分けるのが良さそうです。
組み替えると使用用途が広がる
最後に紹介したいのは、この掃除機の汎用性の高さ。 基本は写真の順に本体がヘッドの次に来るように組むと「重心が低くなり力をかけやすい」とのことでしたが、「ハンドル→本体→延長パイプ→ヘッド」の順に組み替えると… 家具の下の隙間に潜り込むように掃除機をかけられます。これならヘッドが浮かずに奥まで掃除可能です。 そして、延長パイプなしで使うとハンディクリーナーに様変わり。部屋の隅や階段、車も掃除できますよ。ほかにも、ブラシ付きノズルと隙間ノズルがついているので、窓のレールや大きな家具の隙間もこれで掃除できますね。 シロカの新作コードレススティッククリーナー「らくらクリーナー」は、掃除機の「ちょっと嫌だな」と思っていたことを極限まで少なくして、考える手間を取り払った掃除機。掃除機に求める条件を残さず満たしています。 Photo: mio
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