あるか!?逆転MVP 岡田紗佳、初の頂点へ107.8ポイント差 チームは残り6戦/麻雀・Mリーグ
Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」3月22日の第1試合に出場する4選手を発表した。KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)は現在個人4位で、個人首位まで107.8ポイント差。チームは残り6戦の中、トップを取って挑戦権を得られるか。 【中継】岡田紗佳、逆転MVPへのトップは取れるか!? 今シーズンは大きなスランプに陥ることなく、常に安定してポイントを稼ぎ続けてきた岡田。そして迎えたシーズン最終盤でもポイントを積み重ね、ついにMVPに手が届くところまできた。とはいえ一撃での逆転は難しく、あと2勝が必要なところ。逆にマイナスをすれば3勝分が必要だ。チームはレギュラーシーズン突破を確実にしており、MVPに向けて後押ししてもらえる環境も整っている。後は岡田が自力で勝ち取るのみだ。 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)も、ここまで順調にチームに貢献してきた選手。4年連続でのレギュラーシーズン3ケタプラスはほぼ確実な状況で、2020-21シーズンで記録したキャリアハイ+272.5の更新も見えてくる。MVP争いに加わるまではまだ開きがあるが、これまでの自分を上回るための戦いは常に全力で行く。 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)は、プラス域にいるとはいえ、本来の爆発力を持ってすれば、本人にとっては物足りないと感じている部分も多いだろう。チームポイントも3ケタに届かずでは、半分を持ち越すセミファイナルシリーズでは、ほぼゼロからのスタートに等しい。自分に勢いをつけるため、さらにチームのために大爆発を狙う。 チームはダントツの首位ながら、個人としてはまさかの大マイナスになっているのはU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)。いつでも冷静な「麻雀ロボ」ながら▲255.2という成績は、その実力を知る者からすれば信じがたい数字。もちろん2度目の優勝を目指すチームにとって、このままでいいはずもない。どこで調子を取り戻すか。チーム関係者全員が注目する試合だ。 【3月22日第1試合】 KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人4位 +270.6 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)個人14位 +46.2 渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)個人7位 +176.1 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)個人34位 ▲255.2 【3月21日終了時点での成績】 1位 U-NEXT Pirates +594.8(90/96) 2位 赤坂ドリブンズ +380.9(92/96) 3位 KADOKAWAサクラナイツ +274.9(90/96) 4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +92.8(90/96) 5位 渋谷ABEMAS +56.2(92/96) 6位 EX風林火山 ▲153.2(92/96) 7位 BEAST Japanext ▲254.4(92/96) 8位 TEAM雷電 ▲440.2(94/96) 9位 セガサミーフェニックス ▲551.8(92/96) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部