「職員を追い詰めたこと重く受け止める」高知県信用保証協会 会長が“パワハラ”で辞任
テレビ高知
高知県信用保証協会の会長が2023年、管理職の職員に対しパワーハラスメントを行ったとして4月3日付で辞任しました。 辞任したのは県信用保証協会の近藤雅宏会長です。 協会によると近藤会長は、専務理事だった2022年12月、企業の経営支援などを担当する管理職の職員を個室に呼び出し、少なくとも2時間にわたって「優秀な人を集めておいてこの実績はない。どうなっているんだ」などと厳しい口調で立て続けに問いただしました。 2023年2月のアンケート調査で「近藤会長や常務によるパワハラがある」という回答が複数あり、協会が調査を開始。その時は「指導は業務上必要だった」などとしてパワハラとは認定されませんでしたが、非常勤監事からの意見書を受けて設置した第三者委員会の調査でパワハラと認定されました。 これを受け近藤会長は「自分の行為が職員を追い詰めたことを重く受け止めている」としていて、4月3日付けで辞任しました。
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