バイエルンがトリッピアー獲得交渉から撤退へ…条件改善の再オファーの意向なし
バイエルンが、ニューカッスルのイングランド代表DFキーラン・トリッピアー(33)の獲得交渉からの撤退を決断したようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。 今冬の移籍市場で右サイドバックの補強を優先事項とするバイエルンは、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表DFノルディ・ムキエレと共にニューカッスルのキャプテンをリストアップ。 選手自身がミュンヘン行きを希望し、個人間では大筋合意に至っており、現在はクラブ間での交渉が行われていた。 先日にバイエルンは1500万ユーロ(約24億1500万円)の公式オファーを掲示したが、今冬にプレミアリーグ屈指のサイドバックの後釜確保が困難なニューカッスルサイドは売却に前向きではなく、このオファーを拒否した。 ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えるクラブは、オファーが増額された場合、再び交渉のテーブルに着く可能性はあるものの、バイエルンは24日朝に行われた幹部の話し合いで、前述の金額以上のオファーを再掲示しない意向を固めたとのことだ。 そのため、今後ニューカッスルサイドに劇的な変化が起きない限り、トリッピアーのブンデスリーガ移籍の可能性は限りなく低くなった。
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