20cm程度あれば進入可能…“マイクロドローン”を活用した救助訓練 大規模地震を想定し室内探索
岐阜県警の岐阜北警察署が7日、マイクロドローンを使って災害救助の訓練をしました。 【動画で見る】20cm程度あれば進入可能…“マイクロドローン”を活用した救助訓練 大規模地震を想定し室内探索 岐阜市内の集合住宅に窓から入り込むドローン。散乱するふすまや柱などをかわしながら、室内の様子を探ります。行われていたのは、大規模地震を想定した救助訓練です。 訓練を実施した岐阜県警北署は、地元の電気機器販売会社などと災害時にドローンで活動を支援してもらう協定を結んでいて、ドローンが入っていたのは使われなくなった県職員の宿舎です。 訓練は、地震で倒壊の恐れがあるマンションに住民が取り残された想定で、重さ100gに満たないマイクロドローンが、人が入ることが難しい危険な場所を探索しました。 訓練に協力した昭和テックの遠藤社長: 「20cm程度の大きさがあれば、今回のドローンでしたら進入ができるというところが大きなメリットになります。押入れの中やトイレの中、お風呂場の中も非常によく確認がとれた。小型ドローンについて重点を置いた取り組みを進めたいと考えるような訓練になりました」