金沢に初雪 平年より23日遅く
●18日も冬型、雪の見込み 冬型の気圧配置となった17日、石川県内は荒れた天気となり、金沢では初雪が観測された。金沢地方気象台によると平年より23日、昨年より3日いずれも遅かった。金沢市の湯涌温泉では住民が雪かきに精を出し、観光客は雪の舞う金沢の奥座敷を散策した。 輪島市三井では氷点下となり、国土交通省金沢河川国道事務所は能越自動車道のと三井―穴水インターチェンジ(IC)間で今冬初めて凍結防止剤を散布した。昨年より14日遅い。 夜中から午前中にかけては風が強く吹き、最大瞬間風速は羽咋で28・9メートル、金沢で25・1メートル、かほくで24・4メートルを観測した。 七尾市石崎町香島1丁目の県道では午前9時20分ごろ、風により約4メートルの街路樹が倒れ、走行中のトラックに接触した。けが人はいなかった。 県内は18日も冬型の気圧配置が続き、雪や雨が降る見込み。