第三者機関で宮田選手問題調査へ 飲酒・喫煙、五輪辞退で体操協会
日本体操協会は9日、パリ五輪体操女子代表だった宮田笙子選手(19)が飲酒と喫煙の発覚で出場を辞退した問題で、第三者機関を設置して来週以降に詳細な調査に着手すると明らかにした。競技に専念できるよう、関係者への五輪期間中の調査を控えていた。外部の弁護士事務所に事実関係の確認と再発防止に向けた課題の洗い出しを依頼する。 業務執行役会議後のオンライン会見で方針を示した。 協会は内部通報を受けて本人を事情聴取し、1度ずつの喫煙、飲酒を確認した。ただ、藤田直志会長は「限定された時間だったので、それ以上の事実確認はできなかった」として詳細な調査と倫理規定に沿った処分を検討する方針を示していた。