新入社員にあいさつする近内校長（左）

　福島県立テクノアカデミー浜は１５日から１９日まで、金属加工企業向け合同新人社員研修を福島県南相馬市原町区の同校で行っている。 　ものづくりに携わる市内の中小企業を支援し、地域全体の産業発展に役立てようと取り組んでいる。ゆめサポート南相馬が共催し、福島相双復興支援機構が協力している。市内の２事業所から３人が受講している。 　金属加工に関する基本的な知識、技術をはじめ市内の産業の現状、社会人としてのマナーなどを幅広く学んでいる。工作機械を使った実習にも取り組んでいる。 　初日の１５日は、県立テクノアカデミー浜の近内幸夫校長があいさつし、「同業者の情報交換の場に役立ててほしい」と呼びかけた。（相双版）