能登半島豪雨 ドローンで被災状況確認 石川県が要請、KDDI
KDDIとKDDIスマートドローンは、石川県の能登半島地域を襲った記録的豪雨の被災地で、ドローンを使って上空から道路の被害状況を確認した。発生から3日が経過した24日から25日に、石川県の要請に基づき実施した。 【関連写真】ドローンから撮影した道路の被災状況 21日に発生した記録的豪雨は、元日の能登半島地震で甚大な被害が出た被災地を直撃。土砂災害などで道路が寸断され、地上から被災状況を把握するのが困難だった。道路の被災状況をいち早く確認するため、県の要請を受け、輪島市、珠洲市で上空からの調査を行った。 調査には、ドローン製造世界大手の米Skydio(スカイディオ)が開発した人工知能(AI)搭載の小型ドローン「X10」を活用した。KDDIは5月に同社と資本業務提携を締結。夜間でも飛行でき、モバイル通信がつながればどこでも飛んでいけるX10を使い、点検や監視、災害対応での活用に向け準備を進めていた。 今回の被災状況の確認はプロドローン社も協力した。
電波新聞社 報道本部