3人死傷ダンプカー衝突事故 ダンプ運転手を過失運転致死傷で起訴「危険運転には問えない」娘の意識戻らず
広島ニュースTSS
ダンプカーで車に衝突し乗っていた親子3人を死傷させたとして、ダンプカーを運転していた男が過失運転致死傷の罪で起訴されました。 起訴状などによりますと、広島市安佐南区のトラック運転手、山嵜雅彦被告(59)は先月12日、広島市安佐南区にある制限速度が30キロの道路でダンプカーをおよそ50キロから60キロで運転し、対向車線の乗用車と正面衝突して乗っていた夫婦を死亡させ、49歳の娘に意識障がいなどを負わせた罪に問われています。 警察は、より罰則の重い危険運転致死傷の疑いで送検していましたが、広島地検は危険運転には問えないと判断し、過失運転致死傷で起訴しました。 広島地検は「山嵜被告は故意にスピードを出した認識はなく、坂道でブレーキを踏むべき義務を怠った。意図的に高速で運転した事実を認定できなかった」とコメントしています。 警察によりますと、娘の意識はまだ戻っていないということです。
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