指導者資格回復した清田育宏氏が語る将来の夢とロッテへの想い「子供たちに野球をやってよかった、と思える場所を作りたい」
今季の千葉ロッテを占う
そんな清田さんに、今シーズンの千葉ロッテについて意見を伺った。 「昨シーズンは2位でしたが、僕がいたころとはメンバーもだいぶ変わってきていますが、同期の荻野貴司をはじめ、中村奨吾や益田直也などの力は大きいと思います。若手だけでは絶対に勝てないし、勢いだけでは勝てない。ホームランバッターが9人揃っても勝てるものではないので、バランスが大事です。そういった面では今、ロッテはバランスが取れているので、去年のような野球ができれば今年も上位は狙えると思います。個人的には、一緒にプレーしていた今江敏晃さんが楽天の監督になられたので興味深いですね」 また、今シーズンも注目の佐々木朗希投手については、 「佐々木君は去年WBCで投げて、あれだけのピッチングができたらメジャーでチャレンジしたいと思うと思うんですよね。大谷君や山本君、吉田君などの活躍がすごく刺激になっていると思います。選手としての気持ちもわかりますし、一方で球団側の気持ちもわかるので、今回の選手会脱退についても報道で知りましたけど、佐々木君はおそらく1年でも早く向こうに行きたいのかなと感じますね。佐々木君にとっても、球団にとっても納得のいく契約更改ができたらいいんじゃないかなと思っています」とコメント。 2024年は、野球指導者として新たな道を歩み始める清田さん。今後の野球界の発展に向けて、全力で尽力していく。