浜通りの復興拠点、福島ロボットテストフィールドとＦ－ＲＥＩが、２０２５年４月に統合することが決まりました。 ロボテスフィールドは、浜通りを中心に新たな産業基盤を作る「福島イノベーション・コースト構想」の一環で県が設置し、ロボットやドローン技術などの研究開発や実証実験が行われています。 ロボテスフィールドとＦ－ＲＥＩ＝福島国際研究教育機構を統合することで、県はＦ－ＲＥＩが持つ研究開発や産業化などに関する機能を、ロボテスフィールドに提供できると期待しています。 また１４日は、ロボテスフィールドの指定管理者である福島イノベ推進機構と県、Ｆ－ＲＥＩの３者が包括連携協定を結びました。 Ｆ－ＲＥＩの山崎光悦理事長は「過酷環境に対する災害対応ロボットドローンや、ロボット技術を活用したスマート農林業に関する研究開発など、実証研究の拠点として活用したい」と語りました。 この統合により、Ｆ－ＲＥＩが所有する研究施設が初めて誕生することになります。