「同じようなことを何回かやった」連続車上荒らしか 現金約5万円などを盗んだとして解体作業員の男を再逮捕 広島
広島県呉市で住宅に停められていた車から現金を盗んだなどとして、30日、解体作業員の男が再逮捕されました。 【写真】事件を捜査する東広島警察署 窃盗などの疑いで逮捕されたのは広島市中区吉島東に住む解体作業員の男(29)です。 警察によりますと、男は4月10日の午後から11日の早朝にかけて、呉市郷原野路の里の住宅に停められていた軽貨物車から現金5万500円を、別の住宅に停められていた軽乗用車から現金5000円を盗んだ疑いが持たれています。 また、同じ日に呉市郷原学びの丘の住宅2軒に停められていた軽乗用車3台も物色し、金品を盗もうとしたということですが、こちらは未遂に終わっています。 調べに対して男は、「同じようなことを何回かやったのでそのうちの1つだと思う」と概ね容疑を認めているということです。 いずれも被害者から警察に「車が物色された形跡がある」といった内容の届出があり警察が捜査していました。 警察は防犯カメラの映像などから男を特定したということですが、具体的な手口や荒らされた車の施錠などについては明らかにしていません。 男はことし5月に広島市安芸区矢野南の住宅2軒に侵入し車を物色したとして、7月11日に窃盗未遂などの疑いで逮捕されていました。 警察は、同時期に同様の被害相談が東広島市や三原市などでも寄せられていることなどから、余罪があると見て調べています。
中国放送