バイデン大統領ガザ停戦発表 3段階の過程で人質など解放
コロンビア特別区、1月16日 (AP) ― バイデン米大統領は1月15日、首都ワシントンのホワイトハウスで、パレスチナ自治区のガザで15カ月にわたって戦闘を繰り広げてきた、同地区を実効支配するイスラム武装組織ハマスとイスラエルが、6週間の停戦と人質解放について合意に至ったと発表した。 カタールの首都で数週間にわたる交渉の末に成立したこの合意は、ハマスが拘束している数十人の人質を段階的に解放し、イスラエルにいる数百人のパレスチナ人囚人を釈放、住む家を追われた数十万人の難民が故郷に戻れるようにするもので、壊滅的な被害を受けた地域に、必要な人道支援を送り込むことにもなる。 バイデン大統領の停戦合意発表に先立って、仲介国カタールのムハンマド首相がドーハで、停戦は19日に発効すると公表したが、イスラエルはまだ最終的な詳細を詰める必要があるとしている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)