<寒ざらしそば>仕込み始まる ”ソバの実を川の冷たい水に漬ける”ことで甘み(宮城・川崎町)
ミヤギテレビ
宮城・川崎町では、ソバの実を川の冷たい水に漬ける『寒ざらしそば』の仕込みが、始まった。 『寒ざらしそば』の仕込みは、町内のそば店が中心となって12年前から毎年この時期に行われている。 はじめに、町内で収穫されたソバの実360キロ3000食分を袋に詰め、分けていく。 そして、青根温泉近くを流れる川音川の水に浸かるように、袋を吊るしていく。 川の水温はおよそ3度で、1週間ほど冷たい水に漬けた後引きあげて1カ月ほど寒風にさらす。 こうすることで、ソバの実が引き締まり甘みが増すという。
みやぎ川崎そばめん棒会・渡辺吉昭会長 「水に浸して寒風にさらす分、甘みが強くなるということが特徴だと思います。(期待を)裏切らないようなそばに仕上がればと思います」 この『寒ざらしそば』は、3月1日から川崎町内の5つのそば店で提供されるという。