札幌の強盗容疑者「金に困り闇バイトに応募した」 住宅侵入後にスマホの通話で指示を受けたか
札幌市豊平区の住宅で5日に発生した強盗致傷事件で、強盗致傷の疑いで逮捕された千歳市青葉7、建築作業員鈴木陸容疑者（25）が「闇バイトに応募した」との趣旨を供述していることが19日、捜査関係者への取材で分かった。同容疑者は事件当時、住宅内でスマートフォンを使い、何者かと連絡を取っていたことも判明。北海道警察は、同容疑者が交流サイト（SNS）で闇バイトに応募し、指示役とやりとりしていた可能性もあるとみて調べている。
鈴木容疑者は5日未明、札幌市豊平区の住宅に窓を割って押し入り、住人の無職男性（79）の手足をガムテープで縛り、現金3万円を奪ったとして、18日に逮捕された。捜査関係者によると、同容疑者は「金に困り闇バイトに応募した」などと供述。住宅に侵入後、スマホの通話で指示を受けていたとみられる。
