日中対抗戦で大将のSASUKEが鮮やか一本勝ち。修斗のフェザー級ファイターに「中国に行って勝ってから僕の名前を挙げなさい」と苦言【修斗】
プロフェッショナル修斗公式戦「【第2部】修斗×YFU 7対7 日中対抗戦」(5月19日、東京・ニューピアホール)で行われた修斗と中国最大の格闘技団体「YFU武林笼中对(YFU)」との7対7 日中対抗戦で日本が5勝2敗で勝ち越した。 メインでは世界フェザー級王者・SASUKE(マスタージャパン東京)がジョングウェン・パン(中国/Team YFU)と対戦し、1Rにヒザ十字固めで鮮やかな一本勝ちを収めた。 SASUKEは当初、弱冠23歳ながらWLFフェザー級王者に君臨するホワーン・ユエロア(中国/Team YFU)と対戦の予定だったが、練習中のケガで欠場となり、19歳でプロ戦績6戦5勝1敗のジョングウェン・パン(中国/Team YFU)と対戦した。
1R、ともにオーソドックスの構え。SASUKEのローにパンチを合わせるジョングウェン。ジョングウェンはアグレッシブにパンチを出していく。前に出るジョングウェンにカウンターの左を合わせる SASUKE。互いのパンチが交錯も、ジョングウェンのパンチをかいくぐってSASUKEがタックルからなんなくテイクダウンに成功。ジョングウェンはケージまで体勢をずらしていくが、SASUKEはバックを取って背に乗る。4の字ロックでがっちりと固め、首を取ると見せかけて、右足を取ると体を裏返しそのまま右足を伸ばし切る。ジョングウェンはたまらずタップしてSASUKEが一本勝ちを収めた。 SASUKEは試合後のマイクで「ジョングウェン選手、準備期間が短い中、日本に来てくれてオファーを受けて下さりありがとうございます。まだ19歳で、これから先が明るい若者だと思うので、僕も彼のキャリアを応援したいと思います」と急きょの参戦となったジョングウェンに感謝の言葉。
そして「試合は最初、様子を見ようと思って印象悪かったと思うんですが、最後はフィニッシュできてよかったかなと思います」と笑顔を見せた。 そこから一変「修斗のフェザー級の奴ら、最近、僕の名前をSNSで挙げて来る奴が多いんですが、君たちに何か言うのはこれで最初で最後なのでよく聞いていてください。ケガでメインを飛ばす奴、身内とエキシやってパンチをもらっている奴、相手を挑発して仕留められない奴。そんな奴らが修斗を背負えるとは思えないです。お前ら全員、中国に行って試合して勝ってから僕の名前を挙げなさい。以上」と苦言を呈してマイクを締めくくった。