「食べた時、幸せな気持ちに」卵を使わないクッキー 焼き菓子コンテストで2連覇の作業所 大宮のホテルで7月から販売開始
埼玉県内の福祉作業所が作る焼き菓子を対象とした選考会の本選「焼き菓子コンテスト~Premium Quality Cup 2024 in SAITAMA~」(パレスホテル大宮主催)が1日、埼玉県さいたま市大宮区の鐘塚公園で行われ、あゆみ作業所(深谷市)のクッキー「たまごのチカラはかりてません 塩キャラメル味」が優勝した。昨年に引き続き同作業所が2連覇を果たした。 埼玉で一番好きなお菓子、梅林堂“やわらか” AKB48の黒須遥香さん、きょうKLP48電撃移籍“壮行会”に登場へ 母親「寂しい、行かないで」…それでも最後は背中を押し、人生またとない挑戦へ
コンテストは同ホテルが2009年から福祉作業所支援の一環として行っている。障害者の社会参加の促進や一般消費者に福祉作業所を認知してもらい販路拡大につなげるなどの目的もある。 今年は12回目で、9団体からのエントリー。同ホテルの総料理長やパティシエらが試食と書類で審査し5団体が本選に進んだ。本選の審査項目は「味覚」「見た目」「商品の実用性」など7項目。本選では県洋菓子協会の朝田晋平会長ら11人が審査した。 優勝作の同クッキーは卵不使用。キャラメルチョコチップの食感が楽しめる。同作業所生活支援員の平瀬佐知子さんは「『おいしいから買い続ける』という声が励みになる。協力し合いながら、これからも心を込めて作っていきたい」とほほ笑んだ。 朝田会長は「食べた時に幸せな気持ちになった。作っている時の気持ちがお菓子に表れる。皆さんがきっと楽しんで作っていることが想像できた」と総括した。 同クッキーは7月から半年間、パレスホテル大宮で受託販売される。
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