【エックスゲームズ】「ジャズピアノ」と「スケボー」の共通点…手塚まみ「いつもノープラン」
去年のエックスゲームズ・スケートボード女子パークで銅メダルを獲得した手塚まみ選手。 【趣味はジャズピアノ】手塚まみ「誰もが考えつかないプレイ盛り上げたい」 エックスゲームズCHIBA2023 今月12~14日に開催されるエックスゲームズCHIBA2023でも注目の女子スケーターです。そんな彼女に「今大会はどんなトリックを見せたいか?」と尋ねると思いも寄らない答えが返ってきました。 「大会前はいつもノープラン。なので私自身分かりません(笑)」
5歳から両親の影響でスケートボードを始めた手塚選手。山に囲まれ、琵琶湖がある滋賀県で生まれ育った彼女にとって、スノーボードやサーフィンなど“横乗り”スポーツは身近な存在でした。 もちろんスケートボードもその一つ。高校生にしてアメリカの大会に出場するなど、国内だけでなく海外にも活動の幅を広げると、スケートボードの楽しさにますますのめりこんでいきました。 手塚「スケートボードの魅力は他のスポーツにはない繋がり。スケートボードを持って世界を旅して、スケートボードを通して色んなところで友達ができる」
21年のエックスゲームズでは銀メダル、昨年は銅メダルと今大会も表彰台の期待がかかる手塚選手ですが“ノープラン”のスケートボードに通ずるある趣味を教えてくれました。 手塚「ジャズピアノにハマっています。ジャズは楽譜が無いことが多いので自分がその場で創りあげていく。自由なところがカッコイイですし、自分の感性と感覚を頼りに創っていくところがスケートボードに共通しているなと思います」 エックスゲームズのコースデザインには、各国の風土や文化を重視した世界大会にふさわしい演出が随所に盛り込まれています。去年は、日本の折り紙をイメージした色彩鮮やかでユニークなコースデザインが反響を呼びました。 今年の「日本らしさ」溢れるコースを見て、手塚選手は何を感じて、何を表現したいと思うのか。その答えはまもなく明かされます。 手塚「会場を滑ってみてからどんな技をするか決めようと思います。誰もが考えつかないようなことをして盛り上げたいです。その会場でしかできない技、自分にしかできない技・・・そんなところに注目してほしいです」 【エックスゲームズCHIBA2023】 女子パーク 予選5月12日(金)決勝5月13日(土)