女子ツアー開幕戦は岩井千怜がトーナメントレコードで優勝！
西郷真央との最終組での優勝争いを制す
今季女子ゴルフツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(2月29日～3月3日、琉球ゴルフ倶楽部・沖縄)の最終日、単独トップでスタートした岩井千怜が5バーディ・ノーボギーの67で回り、4日間トータル18アンダーのトーナメントレコードで優勝。昨年6月の「サントリーレディスオープン」以来となるツアー通算5勝目を挙げた。 ウイニングパットを決めた瞬間の気持ちについて「まずはホッとしました」と話した岩井。表彰式では涙ぐむシーンもあったが、「皆さんに元気を届けることができて安心しました」(岩井)と笑顔を見せた。 この日、1打差の2位から逆転優勝を狙った西郷真央との争いは終盤まで続いた。 「どこかで追いつかれると思っていました。その時は意識するんじゃなくて、無心で変わらずに攻め続けようと。それがうまくいきました。一騎打ちはあまりやったことなかったので、どうなるんだろうという楽しみもありましたね。そういう中で自分のゴルフを徹底して、気持ちも落ち着いていて、運にも恵まれた結果だと思います」(岩井)。 優勝会見で「自分のゴルフでたくさんの人に笑ってもらえるように、そして元気を届けられるように頑張ります」と話した岩井。目標とする年間女王とパリ五輪の出場権獲得へ向けて、最高のスタートを切った。 ダイキンオーキッドレディス 写真:藤井孝太郎 文:福田智生(EVEN編集部) 撮影トーナメント:ダイキンオーキッドレディス
EVEN編集部
