「火災報知器の点検に行きます」男2人が高齢者宅を訪問、点検のフリをして現金盗む手口 北海道東川町などで8件の窃盗事件発生
北海道東川町や美瑛町などで、消火設備の点検を装って高齢者の住宅内を訪問し、現金が盗まれる事件が、あわせて8件発生していることがわかりました。 警察によりますと、今月9日から22日までにかけて、北海道東川町、美瑛町、名寄市の3市町で、70代から90代の高齢者宅に男の声で、「火災報知機の点検に行きます」などと電話がありました。 その後、男2人が訪れ、1人が被害者と会話をしている間に、もう1人の男が、火災報知器などの点検と言って、住宅内を物色し、現金を盗んだということです。 被害金額は、多い人で18万円だったということです。 一方、男らが訪れたとき、家族が在宅だったため、何も盗らずに逃げた事例もあったということです。 警察によりますと、東川町で4件、美瑛町で3件、名寄市で1件の合計8件の通報があったということで、警察は、消火設備の点検の電話や訪問があったときは、安易に自宅内に入れないなど、十分注意するよう呼びかけています。
北海道放送(株)
【関連記事】
- 小学生の娘の“BB弾”から夫婦殺傷、控訴審は涙の謝罪で即日結審…「おまえか!どこに傷があるんだ!この野郎」などの“恫喝”主張も1審判決は懲役25年
- 同じ中学の教師と生徒で“性的関係”から30年以上経て「バレたら全国ニュース、先生も奥さんもここにいられない」恐喝300万円の49歳の女に猶予付き有罪判決
- 交際していた高校教諭の女性殺害、36歳の元同僚の控訴審わずか10分で結審…666回の着信、700万円払っても別れられず「これが終わるために逃げたい、もう、死ぬしかない」
- 小学校の女性教諭殺害、37歳の元交際相手に求刑上回る懲役21年の判決…「殺した5月3日は“ごみの日”で女性にぴったり、達成感があった」などの暴言
- “ニセコバブル”に沸く一方で訪問介護事業所が突然閉鎖…北海道のリゾート地で巻き起こる大問題“介護サービスが受けられない”事態も いずれ日本全体に及ぶ危機感を専門家が指摘