県都の夜空を彩る花火=27日夜、水戸市笠原町から

第64回水戸黄門まつりの水戸偕楽園花火大会が27日夜、茨城県水戸市の千波湖畔で開かれた。約5000発の大輪が県都の夜空を彩り、夏祭りの開催を告げた。 直径300メートルを超える迫力たっぷりの10号玉や、創作キャラクター花火が次々と打ち上がった。締めくくりは「千波湖を彩る火の芸術」と称し、超ワイド特大ミュージックスターマインが繰り広げられた。 同県ひたちなか市から家族で訪れた同市立高野小3年、柴田直哉さん(8)は「虹色の花火がきらきらしてきれい」と話し、姉で同小6年、紗希さん(11)も「夏休みの日記に描きたい。思い出になった」と笑顔を見せた。 同まつりは8月3、4日にJR水戸駅北口から大工町交差点の国道50号で開催。「水戸黄門提灯(ちょうちん)行列」や「山車叩(たた)き合い」などが行われる。