監督「ほんとに優秀でビックリしました」

　続いて「（本作で）一番ビックリしたこと」について司会に聞かれると、監督は「女性声優では、上野アサさんという10年間ずっとお付き合いのある方しか使わなかった。野沢雅子さんにはドカーンという効果音として出ていただいたことはありましたが、本格的にほかの女性声優さんを起用したのは内田さんが初めてなんです」とキャスト起用についてコメント。 　さらに、内田について「ご一緒させていただいて、ほんとに優秀でビックリしました。こんなこと言うと怒られるけど、女性声優はだれを使っても一緒だろうって思ってたんですよ。ほんとに怒んないでね。内田さんと仕事したら、すごく本当に仕事がしやすかった。本職の人ってすげえなっていうのを今回あらためて勉強しました」と、その実力を褒めまくった。 　すると内田は「ほんとですか？褒められました！いやあ。結婚しようかな。あははは」と嬉しそうに応え、吉田くんに「（FROGMANは）結婚してるよ！」とツッコミを入れられる一幕も。常にあたたかな笑いで話が進んでいった。 　最後にFROGMAN監督は「この映画は始まったばかりですので、面白かった方はぜひ、周りの方に面白かったよ、観に行ったほうがいいよ、観に行かないと人間じゃないよ、と広めていただけると助かります！」とアピールし、終始笑いを誘っていた。 　なお、舞台挨拶の後には、監督の「鷹の爪」と並ぶ代表作、「古墳ギャルのコフィー」の7年ぶりの新作も上映された。 （文責／フリーライター・北代靖典）