[GB350のご先祖様] ホンダGB250クラブマン&ロマンあふれるカフェレーサーGBシリーズ
拡大するカフェレーサーの世界
1985年にはGB400/500TTがGBシリーズに加わります。 TTはツーリスト・トロフィー、そう、かのマン島ツーリスト・トロフィーというレースの名前がついています! ツーリスト・トロフィーといえば初期のホンダが世界に名を上げたレース。ホンダの英国車へのリスペクトが感じられるね。 こちらも、RFVC搭載の空冷単気筒エンジンを採用。やっぱり走りをちゃんと作り込む所に、この時のGBの方向性が現れているよね。GB400TTにはMkIIという、ロケットカウルにシングルシートを装備する、味わい深いモデルもありました! 1987年にGB250クラブマンは大幅なモデルチェンジを受けます。デュアルキャブレターから大口径のシングルキャブレターへ、マフラーも左右二本出しから右側一本出しへ変更。 単気筒エンジンの良さであるシンプル・軽量・コンパクトの原点に立ち返る方向性へ、シフトしたんだね。前モデルは、780mmだったシート高が755mmと25mmもダウンしていて、足つき性がさらに向上してるのがユーザーフレンドリーだね~。 この後は、1989年と1995年におもにスタイリングの変更がされた上で、1997年の最終型まで14年間もの間生産されました。 クラシックでお洒落なスタイリングに、走りの先進性をプラスしたホンダ流カフェレーサーが気になる人は要チェックなバイクだぜ!
────────── ●文:88サイクルズ@てんちょー/Vtuber/イラストレーター(ヤングマシン編集部) ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。
ヤングマシン編集部