ジャズ戦でキャリアハイの36得点をマークした八村塁（NBA Entertainment）

ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が2月15日（現地時間14日）、ユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターで行われたユタ・ジャズ戦で先発出場し、自己最多となる3ポイントショット6本成功などで自己最多の36得点を記録した。レイカーズは138-122で勝利している。 【動画あり】ウォリアーズのステフィン・カリーがNBA史上初の4試合連続の3P成功7本超を記録 八村は33分38秒間のプレイで3P8本中6本成功を含むフィールドゴール19本中13本成功、フリースロー5本中4本成功で36得点。30得点超はレイカーズ加入後初、ワシントン・ウィザーズ時代の2023年1月22日（現地21日）のオーランド・マジック戦以来となる。FG成功13本は同じマジック戦以来となる自己最多タイの数字だ。 そのほか、八村は2リバウンド、1アシスト、1ブロックをマーク。ターンオーバーとパーソナルファウルはなく、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+25だった。 レブロン・ジェームズが欠場したなか、6試合連続で先発出場した八村は、第1クォーター残り8分22秒にオースティン・リーブスの3Pをアシスト。同7分56秒には逆にリーブスのお膳立てで3Pを沈める。 その後も八村はゴール下からのパワフルなショットやミッドレンジからのジャンプショットを決めると、第1Q残り4分53秒にスペンサー・ディンウィディーのアシストで再び3Pを沈め、早々に二桁得点を達成した。 八村は第2Q立ち上がりにもレイアップを決め、さらにエンドワンのFTも沈めて3点プレイを完成させると、さらに力強いドライブから3本のショットを成功。前半残り3分50秒に2本のFTを沈め、ハーフタイムを迎える前に20得点を達成する。 後半、第3Q残り10分39秒にFT1本を沈めた八村は、同10分5秒にディアンジェロ・ラッセルのアシストで左ウィングからの3Pを成功。続くポゼッションでウォーカー・ケスラーのレイアップをブロックし、守備でも魅せると、同7分47秒にも再び左ウィングからこの日4本目の3Pを決めた。 第4Q残り7分17秒からコートに戻った八村は、同6分25秒にターンアラウンドジャンパーを沈め、自己最多タイの30得点に並ぶ。すると同5分54秒には、アンソニー・デイビスのお膳立てで自己最多となる5本目の3Pを成功。さらにNBAでの自己最多得点を更新する。 そして残り3分14秒、八村は自己最多となるこの日6本目の3Pを沈め、36得点を達成。チームが23点をリードして迎えた同2分27秒、そのほかのスターターらと一緒にベンチに下がった。 1点ビハインドで前半を終えたレイカーズは後半、第3Qから第4Qにかけてデイビスの連続10得点を含む17得点などで30-10のラン。リードを19点と広げ、そのまま3連勝を飾っている。 ここ7試合で6つ目の白星をあげたレイカーズ（30勝26敗）は、デイビスが37得点、15リバウンド、リーブスが22得点、7アシスト、ラッセルが11得点、9リバウンド、17アシスト、トーリアン・プリンスが11得点、ディンウィディーが10得点を記録した。 一方、3連敗のジャズ（26勝29敗）は、コリン・セクストンが18得点、ジョーダン・クラークソンが17得点、5アシスト、ラウリ・マルカネンが16得点、8リバウンド、キヤンテ・ジョージが13得点、5リバウンド、7アシスト、ケスラーが12得点、7リバウンド、3ブロック、クリス・ダンが12得点、ジョン・コリンズが11得点、10リバウンドをマークしている。 レイカーズはオールスターブレイクをはさみ、2月23日午後12時（現地22日）にカリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。